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病院事業管理者・院長からのごあいさつ

 三田市民病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 2024年度となり、皆様におかれましては、気持ちも新たにスタートされたことかと存じます。
 昨年は、当院にとっては非常に変化の多い一年でした。

 7月の市長選、その後の病院をめぐる再編統合に対する市民会議における意見交換、11月の地域医療フォーラムを経て、再編統合を再確認するという動きがありました。この間、急性期病院とはどうあるべきか、地域医療構想とはどういうものか、今から5年先、10年先、さらに2040年、2050年を見据えた医療をどのように構築するかなど、市民の皆様にとって改めて考えられた期間だったのではないでしょうか。

 人口の減少、少子高齢化、これらは今でも問題であり、近い将来にはさらに切実な問題になることは間違いありません。それに抗う、あるいは共生することを考えなければなりません。高齢化の加速に伴い、疾患構造も変わり、対応できる体制を構築、維持できるように努めてまいります。

 現在皆様は、新型コロナウイルス感染症が落ち着いているかのような印象をお持ちではないでしょうか。しかし、当院にはまだ一定数の患者さんが入院されており、中には呼吸障害がひどくなる方もいらっしゃいます。しかし、従来とは対応が変わってきています。

 今後は新型コロナウイルス専用病棟をなくし、区域を作成し対応してまいります。対応は変わるかもしれませんが、感染を拡大させないための診療は、しっかり行ってまいります。

 街中ではマスクをしない方や会食などのイベントも以前のような状態に戻ってきたかのような印象があります。やはり、with coronaなのでしょう。うまく共生していかなければなりません。

 2024年度は医師の働き方改革の初年度になります。医師だけでなく職員誰しもが働きやすい環境、疲弊しない環境、職場を構築するとともに、そこで提供される医療が、皆様にとって満足できるものであるよう努力してまいります。

 当院は地域の急性期医療を担う中核病院であるという自覚をもって、今後も一層市民の皆様に充実した医療を提供できるよう努めてまいります。


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2023年4月1日
三田市民病院 事業管理者・院長 角田雅也

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